雑記190812
リースについて学んだこと(ざっくり)
・リースは大きく分けて二種類。
①ファイナンスリース
①ファイナンスリースの要件は、「フルペイアウト」と「ノンキャンセラブル」
・フルペイアウトは、借り手が、リース資産のコストをほぼほぼ自分で負担するもの。
・ノンキャンセラブルは、解約不可ということ。
②オペレーティングリースは、ファイナンスリースに該当しないリースをさす。
※さらに、ファイナンスリースは、リース満了後に所有権が移転するものと、移転しないものにわかれる。
【例】カーリース
・たとえば、カーリースは、中古車市場が充実しているため、リース満了後の転売を見込んだ安価なリース価格が設定されることが多い。(=フルペイアウトでない)
→ファイナンスリースではなく、オペレーティングリースに該当
・ファイナンスリースとオペレーティングリースの違いとして大きな点は、借り手の会計処理。
・ファイナンスリースの場合、売買取引に準じた会計処理が必要であり、借り手はリース資産を資産計上&減価償却しなければならない。
・オペレーティングリースの場合、通常の賃貸借取引による会計処理でよい。(資産計上は不要であり、毎月の費用処理でOK)
・なお、一定の条件を満たせば、ファイナンスリースであっても賃貸借取引の会計処理でよい場合がある。
(300万円以下のリース契約であること等)